年末になると、大掃除をする方は多いと思います。
キッチン周りの掃除って大変ですよね。
特に換気扇やガスコンロの頑固な油汚れは簡単には取れません。
簡単に油汚れが取れる方法は無いのでしょうか。
また床の油はねによるベタつきもなんとかしたいですよね。
今回は、キッチン周りの油汚れを簡単にキレイにする方法をご紹介したいと思います。
キッチンの換気扇の油汚れの落とし方
キッチンの掃除でいちばん大変なのが換気扇の掃除です。
油でベトベトになっている場合は、簡単にはきれいになりません。
汚れ度合いによって、多少掃除のやり方が変わりますが、いくつかご紹介したいと思います。
・マジックリン
1.外せる部品は全部外します。
2.シンクにゴミ袋等の大きめのビニール袋を広げて、外した部品を中に入れる。
3.熱湯を袋の中に入れ、30分ほど放置して、油汚れを浮かす。
4.ゴミ袋のお湯を流します。*袋の底の角をハサミで切って、シンクの排水口にゆっくり流して下さい。
一気にお湯を流すと、シンク全体が油でベトベトになります。
5.プラスチックや硬質ゴムのヘラ、歯ブラシなどで、目立つ汚れ除去する。
6.キッチンペーパーにマジックリンを染み込ませ、部品それぞれに30分湿布します。
7.タワシでしっかりこすり洗う。
・重曹
1.外せる部品は全部はずします。
2.シンクにゴミ袋等の大きめのビニール袋を広げて、外した部品を中に入れる。
3.40度~50度くらいのお湯を袋の中に入れる。
4.お湯10Lに対し大さじ3杯ほどの重曹を入れてかき混ぜ、30分ほど放置します。
5.ゴミ袋のお湯を流します。*袋の底の角をハサミで切って、シンクの排水口にゆっくり流して下さい。
一気にお湯を流すと、シンク全体が油でベトベトになます。
6.歯ブラシやタワシで擦り落とす。
・洗濯用洗剤 重曹 水
1.外せる部品は全部はずします。
2.ボールや洗い桶を用意します。
3.用意した入れ物に、洗濯用洗剤・重曹・水を1:1:1を入れ混ぜ合わす。(耳たぶ位の硬さになるまで練り合わす)
4.汚れのひどい部分に、まんべんなく貼り付け、2時間ほど放置する。
5.たわしやスポンジで、貼り付けた洗剤を擦り落とす。
キッチンのガスコンロの油汚れの落とし方
ガスコンロは、五徳に油や食材のカスがこびりついていて、汚れを落とすのは一苦労です。
頑固な油汚れですが、一手間で簡単にキレイにすることが出来ます。
・マジックリン
1.バケツなどに、熱湯とマジックリンを入れ、30分ほど浸け置きます。
(汚れがひどい場合は、大きめの鍋で30分ほど煮て下さい)
2.金ブラシ、金属タワシ、焦げ落としスポンジなどで、こすり落として下さい。
(汚れがひどい場合は、マイナスドライバーなどで、ガリガリやってからこすります。)
・重曹
1.バケツなどに、40度~50度位のお湯に重曹を大さじ3杯ほど入れ、30分ほど浸け置きます。
2.金ブラシ、金属タワシ、焦げ落としスポンジなどで、こすり落として下さい。
(汚れがひどい場合は、マイナスドライバーなどで、ガリガリやってからこすります。)
・液体石鹸 酢 重曹
1.重曹 1カップ(200ml)、液体せっけん 1/4カップ(50ml)、酢 大さじ1を用意する。
2.重曹と液体せっけんを混ぜる。(粉っぽさが残っても、液体せっけんを足さないで下さい)
3.酢を加えて発泡させる。(ガスは無害です)
4.生クリームのような状態になるまで泡を混ぜる。
5.汚れた部分に、泡で包み込むように貼り付け、5分ほど放置します。
6.雑巾などで拭き取ります。
キッチンの床の油汚れの落とし方
キッチンの床は、油ハネでベトベトになります。
クッションフロアーやフローリングなど、素材によって、使えるものが変わりますが、今回はどちらにも使えるものをご紹介します。
・重曹
1.熱めのお湯(40度~50度)1リットルに、重曹大さじ3~4杯を入れてかき混ぜます。
2.雑巾などに浸してよく絞り、床を拭きます。
・炭酸塩
1.水500cc、炭酸塩大さじ1杯をスプレーボトル入れます。
2.床にスプレーしながら、雑巾で拭いてください。
・セスキ炭酸ソーダ
1.市販のセスキ炭酸ソーダ キッチン用、濡れた雑巾を用意する。
2.雑巾の拭き取り面側に、セスキ炭酸ソーダをまんべんなくスプレーする。
3.ゆかの汚れた部分にかぶせ、1、2分放置し、汚れを浮かせます。
4.力を入れてしっかりこすって汚れを拭き取っていきます。
まとめ
キッチンの頑固な油汚れは、普通に掃除してもなかなかキレイになりません。
しかし、ちょっとした工夫で簡単に掃除することができます。
特に重曹は何にでも効きますので、おすすめです。
キッチンだけでなく、風呂や洗面所などの水回りには威力を発揮します。
油汚れを取るためには、アルカリ性のものが使われます。
重曹もアルカリです。
重曹以外にも、油汚れを落とす素材があります。
普通に手に入れることができるものは4つ。
アルカリの強度順に並べてみます。
苛性ソーダ>炭酸ソーダ>セスキ炭酸ソーダ>重曹
苛性ソーダは、業者がハウスクリーニングで使うものです。
かなりな劇薬です。
1滴目に入っただけで失明するおそれがあります。
苛性ソーダはおすすめできませんが、その他のものは手袋をつけて使用すればなんてこと有りません。
用法用量を守って、キッチンをピカピカにしてくださいね。
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