クリスマスにポインセチアの理由 終わったらどうする?育て方は?

冬のイベント

ポインセチア

クリスマスが近くなると、ポインセチアが売られているのを目にしますよね。

赤と緑がクリスマスっぽくて、思わず買ってしまいます。

色以外にも、クリスマスにポインセチアが飾られる理由があるのでしょうか。

クリスマスが終わったあと、ポインセチアはどうすればよいのでしょう。

せっかくなので、育ててみたいと思う事も有ると思います。

育て方にコツは有るのか?

ご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

クリスマスにポインセチアを飾る理由とは

理由
クリスマスの花といえば、ポインセチアを思い浮かべますよね。

赤と緑でクリスマスっぽいので、飾られるのは解るのですが、なにか理由が有るのでしょうか。

ポインセチアは、メキシコが原産地です。

19世紀初頭、初代駐メキシコ大使の『ジョエル・ポインセット』氏が、メキシコに自生しているポインセチアを大変気に入りました。

ポインセット氏が、ポインセチアをアメリカに持ち帰ったのを機に、アメリカに普及しました。

ポインセチアの名前は、ポインセチアを普及させるきっかけになった、ポインセット氏の名前にちなんで付けられました。

メキシコでは、ポインセチアを『ノーチェ・ブエナ』と呼ばれ、『聖夜』という意味です。

17世紀に、メキシコにやってきた修道士が、ポインセチアが、ベツレヘムの星の形と似ていることから、クリスマスに飾るようになったそうです。

クリスマスカラーは、赤・緑・白とされています。

赤は、キリストの血を意味し、緑は、常緑樹を意味し、永遠の命の意味があり、白は純潔です。

ポインセチアは、赤と緑の葉ですよね。

そして、樹液は白いんです。

まさにクリスマスカラーですよね。

これらの理由により、クリスマスにポインセチアが飾られるよになりました。

ポインセチアはクリスマスが終わったどうする?

答え
クリスマスに飾ったポインセチアは、クリスマスが終わったらどうしていますか?

捨ててしまっている方が、意外と多いようです。

ポインセチアは、赤と緑ですので、お正月にも合うんですよ。

松飾りも緑と赤が使われていますよね。

クリスマスが終わっても、そのまま飾ってあげると良いと思います。

ポインセチアは、メキシコが原産地なので、寒さに弱いです。

クリスマスが終わっても、きれいな葉を保つには温度管理が必要になります。

良く日の当たる場所に置いてください。

夜は、気温が下がるので、なるべく暖かい部屋に置きます。

ただし、暖房が効いた部屋はよくありません。

水やりも少し気をつけないといけません。

多くやりすぎると、根腐れを起こしてしまいます。

スポンサーリンク

土を触ってみて、湿っているよであれば、水やりは不要です。

完全に乾いたら、水をたっぷりあげます。

鉢の下から出てくる程度あげて下さい。

土の乾燥具合を簡単に調べることができます。

鉢に割り箸を刺しておいて下さい。

割り箸を引き抜いて、湿ってれば水やりは不要ですし、乾いていれば水やりの時期です。

ポインセチアを長持ちさせるのは、少し手間がかかりますが、ぜひ挑戦してみてくださいね。

クリスマスに飾ったポインセチアの育て方

ポインセチア
ポインセチアは、上手に育てれば何年でも花を咲かせます。

クリスマスのシーズンに毎年ポインセチアを購入している方は、ぜひ育ててみてほしいと思います。

前章で少し触れていますが、ポインセチアは少し手間がかかります。

しかし、翌年に赤く色づいた葉を見るととても感動します。

温度管理と水やりをしっかり行っても、春先になると葉が落ちます。

また、出てきますので、気にしなくて大丈夫です。

順を追ってご説明していきたいと思います。

成長させるため、鉢を大きめのものに替えて下さい。

根付くまで様子をみます。

この段階で水をやりすぎると根が傷みますので、控えめにしてください。

5月になり、気温が上がってきたら、緑の葉を残して、茎を切ってください。

そのうち脇芽が出てきます。

この段階では、まだ水は少なめで良いです。

その後は、日光によく当てます。

脇芽が大きくなってきたら、成長に合わせて水やりの量を少しずつ増やしていきます。

ここで肥料を与えて、成長を加速させましょう。

月に1度、固形肥料を与えます。

葉の色が薄いようでしたら、液体肥料も足して下さい。

秋以降は気温が下がってきますので、水やりを減らしていきます。

このままですと、クリスマスの時期に合わせて葉が赤くなりません。

クリスマスの時期に葉を赤くするために短日処理を行います。

短日処理とは

人為的に日照時間を短くすること。
ポインセチアのような短日植物は、日照時間によって花芽を作り、苞を出します。
そのため、開花を早めるため、日照時間を短くします。

最高気温が30度を下回る頃から初めます。

地域によりますが、9月中旬位になると思います。

夜の7時位から翌朝の9時くらいまで、ダンボール箱などをかぶせて、完全に光を遮断してください。

夜、部屋の蛍光灯の光が少し入っただけでも、ダメですので、完全に遮光して下さい。

これを、40日以上続けます。

8週~10週間くらいになると思います。

目安として、赤い苞が出て蕾も見えてくれば十分です。

ただし、暖かくて夜も遅くまで電灯をつけている部屋だと、再萌芽して赤い苞の上に緑の葉の枝が伸びてきてしまうので、気をつけて下さい。

クリスマスには、鮮やかな赤い葉をつけることでしょう。

まとめ

ポインセチアは、まさにクリスマスの花です。

意味合いも、色もクリスマスにぴったりです。

クリスマスの季節になると、たくさん売られるようになります。

毎年購入されている方も多いと思いますが、お正月にも合いますので、長持ちさせてみて下さいね。

ポインセチアは、育てるのが少し難しいですが、上手に育てれば、何年も花を咲かせてくれます。

ぜひ、育ててみてほしいと思います。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました