お彼岸にお墓参りに行きますよね。
初めてご主人の実家のお墓参りに行くことになったけど、どうしたら良いか分からない。
そんな方もいらっしゃると思います。
ご主人の実家の仏壇にお参りもするでしょう。
場合によっては、親戚が集まり、お坊さんがお経を読みに来られることもあります。
何を持っていったら良いか、お金は渡したほうが良いか。
どんなマナーがあるのか、ご紹介いたします。
お彼岸の墓参りのお供えは持っていく?何が良い?
お彼岸にお墓参りやお仏壇にお参りをしますが、お供えは何が良いでしょうか。
まず、お墓参りについてですが、地域や家庭によって違いが有ると思いますが、基本的にお墓にお供えはしない事が多いようです。
霊園によっては禁止されているところもあります。
故人が好きだったお酒などの飲み物がお供えされているのはたまに見かけます。
食べ物をお供えする事もあると思いますが、お参りが済んだら必ず持ち帰って下さい。
カラスや動物が荒らしますので、霊園やお寺さんに迷惑がかかります。
お花に関しては、もちろんお供えするのですが、お彼岸ですので、すでにキレイなお花がお供えされている場合が多いです。
わざわざお墓のお花を抜いて、自分の持ってきたお花をお供えするのもどうかと思います。
お花はお墓に持っていったほうが良いか、事前にご実家に聞いてから用意したほうが良いです。
事前に確認せず持っていく場合、もしキレイなお花がすでにあったら、ご実家に持っていってお仏壇用にするか、ストックとしてお渡しすると良いでしょう。
次に、ご実家のお仏壇のお供えについてです。
ご家庭により状況は様々ですが、基本的にはお仏壇にお供えはあったほうが良いです。
お花、果物、オハギなどの和菓子が多いと思います。
もし、親戚が多い場合は、お供え物を皆で分けることが有ると思います。
そんな時用に、小分けにできるお菓子を持って行くのもオススメです。
お線香やローソクなどどの消耗品も良いでしょう。
お彼岸の墓参りにお布施はいるの、相場はいくら位?
お彼岸にご主人のご実家に行かれる場合など、お布施などのお金を持っていくべきか悩みますよね。
これもケースバイケースです。
ご実家に宿泊したり、食事を出して貰う場合は、ご仏前として、封筒にお金を入れてお渡しして下さい。
金額は3,000円位で良いです。
また、お坊さんに来てもらい、お経を呼んで貰う場合は、5,000円位が相場です。
特になにも行事がない場合は、御仏前も、お布施も無しで良いと思います。
事前に、ご主人にどんな状況なのか確認しておくと良いでしょう。
お彼岸の墓参りのマナーを教えて。
お墓参りに、細かい決まりごとはありません。
ご先祖様に対して、日頃の感謝の気持ちを持ってお参りしましょう。
服装もカジュアルなもので良いです。
ご実家で法要がある場合は別ですが、お彼岸だからといって、正装する必要もありません。
ただし、あまり派手な服装は控えたほうが良いでしょう。
墓石が汚れていれば、掃除します。
お線香をあげるのですが、お線香の火は、口で吹いて消してはいけません。
仏教では、口は人間の悪い行いを生み出す原因のひとつという考えがあり、汚らわしいものとされています。
親戚と一緒にお参りする時は、故人と縁の深い方から順番にお参りします。
お参りする際は、墓石より姿勢を低くするのがマナーです。
できれば、しゃがんで手を合わせましょう。
まとめ
お墓参りすることは、大変良いことです。
可能であれば、お盆と、春のお彼岸、秋のお彼岸の3回はお墓参りをしましょう。
お供え物は、お花、果物、和菓子、お菓子、お線香、ロウソクなどが良いです。
お布施、ご仏前は、ご実家に宿泊する場合や、食事をいただく場合はご仏前として3,000円ほど渡しましょう。
お坊さんが来て、お経を読まれる場合は、5,000円位を渡すと良いです。
お墓参りは、故人と縁の深い方から順番にお参りします。
お線香は、口で吹き消さないようにしましょう。
お参りする際は、墓石より姿勢を低くしてお参りするのがマナーです。
できれば、お墓の前でしゃがんでお参りしましょう。
遠方で、なかなかお墓参りが出来ない方は、故人の事を偲んで手を合わせるだけでも良いです。
気持ちの問題ですからね。
今私達が有るのは、ご先祖さまのおかげです。
感謝の気持ちをもって、お参りしたいですね。
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