熱帯魚のアクアリウムの作り方教えます。淡水魚 器具等準備編

アクアリウム

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熱帯魚の可愛らしい姿は、見ていると心が癒やされますよね。

私は1時間でも2時間でも見ていられます(笑)

そんな熱帯魚を飼ってみたいと思っている方は多いと思います。

でも、何を揃えたらよいか、どうやったらきれいなアクアリウムが作れるかわからないという方の為に、初歩の初歩から解説していこうと思います。

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第1章 熱帯魚について基本的な知識を知っておこう

まずは、どんな熱帯魚を飼いたいかを決めましょう。

今回は淡水魚について説明していきますね。

熱帯魚とは、ラテンアメリカ、東南アジア、アフリカなどの熱帯地方に生息する魚の事です。

グッピーなどのメダカの仲間、エンゼルフィッシュ・ディスカスなどのシクリッド系が有名どころです。

その他、レッドテールキャット・シャベルノーズキャトなどのナマズの仲間やアロワナやポリプテルスのような古代魚の仲間なども有名です。

一度は名前を聞いたことが有るのではないでしょうか。

熱帯魚は、生息している場所によって水が違います。

水が弱酸性かアルカリ性かの違いです。

例えば、アマゾン川流域に住む熱帯魚は弱酸性を好みます。

しかし、アフリカの魚はアルカリ性を好みます。

このように、生息場所によって水が違うのですが、これをペーハー(pH)と言います。

理科の実験でリトマス試験紙を使って酸性、アルカリ性を調べたことが有ると思います。

水道水は、基本的に中性です。ペーハーは7です。

熱帯魚を飼い始めて、水が汚れてくると、ペーハーがどんどん下がっていくことがあります。
魚の様子がが少しでもいつもと違ったら、すぐパーハーをチェックしましょう。

実際、熱帯魚を飼っていて、このペーハーのチェックはよく行いますので、覚えておきましょう。

熱帯魚は、種類によって、食べるものが違います。

草食、雑食、肉食、様々な種類の熱帯魚がいます。

飼いたい熱帯魚が何を食べているかは、熱帯魚ショップの定員さんに聞きましょう。

親切に教えてもらえると思います。

余談ですが、私はどちらかというと大型肉食魚が好きなので、アロワナやレッドテールキャットなどを沢山飼育しています。

第2章 飼いたい熱帯魚が決まったら 水槽をセッティングしましょう

飼いたい熱帯魚の種類位が決まったら、それぞれに合った器具を選びます。

小型魚、中型魚、大型魚、混泳水槽といろいろありますが、それぞれサイズが違うだけで、揃えるものはほとんど同じです。

それでは、水槽のセッティングを順番に説明していきます。

水槽のセッティング

市販されているものは、様々な大きさ、形の水槽があります。

30cm、45cm、60cm、90cm、120cm位が一般的です。

なかでも60cmの水槽が、大きすぎず小さすぎず、初めて熱帯魚を飼うたかにはオススメです。

大きな水槽にたくさん小型魚や水草を入れて、群泳を楽しみたい方は90cmの水槽でも良いでしょう。

大型になる肉食魚を飼う場合でも、最初は子供の生体を飼うことになるので、60cmか90cmの水槽で良いです。

成長してきたら、水槽のサイズアップを考えましょう。

買ってきた水槽は、キレイなものとは言えません。
全体をスポンジなどで、しっかり水洗いします。
この時、洗剤は使わないでください。万が一洗剤が残ると、熱帯魚や水草に良くないです。

水槽をすすいだら、キレイな布で水気を取ります。
バックスクリーンをつけたい場合は、この段階で水槽の外側に貼り付けましょう。

水槽を置きたい場所にセットします。
水槽が空の状態で、場所を決めてください。
水や砂を入れた後は、重くて動かせません。

次に、水槽に砂や小石を入れるかどうかです。

水草を植えて、きれいな水槽にしたい場合は砂や小石ををいれます。

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小型魚を買われる場合は、水草を入れても良いですが、大型魚を飼育する場合は、水草は入れない場合がほとんどですので、砂や石はいれません。

水草を水槽にいれると、とてもキレイです。是非挑戦してください。

水草を入れる場合

・水槽をセットし、砂をいれます。

砂は、軽く洗ってから入れてください。

買ってきた砂は、細かいゴミやなどが入っていて、水槽に水を入れたときに濁りの原因になります。バケツなどに砂を入れ、ゆすいでください。
お米とぎの要領で行うと良いです。

・器具をセットします。

上部フィルター、下部フィルター、外部フィルターなどのろ過装置、ヒーター、水温計をセットしていきます。

流木などを置きたい場合は、ここでセットし、水槽のレイアウトを考えておきましょう。

・水を入れていきます。

水道水を入れることになると思いますが、水道水にはカルキ(塩素)が含まれていますので、取り除かなければなりません。
熱帯魚ショップやホームセンターにカルキ抜きが売っていますので、購入して使用してください。数百円で購入できます。水槽に水が一杯まで入った段階で、すぐ使用してください。

水を入れる際は、直接砂の上に水をかけると水が濁りますので、受け皿を砂の上に置き、その上から水をかけ入れるようにしましょう。

水槽に水をいっぱいに入れてしまうと、水草が植えにくくなりますので、水槽の半分くらいで一旦とめます。

・水草を植えましょう。

水草はカルキ抜きをする前に入れても問題ありませんので、安心してください。

水草用のピンセットが市販されていますので、有ると便利です。

買ってきた水草は、巻き貝、コケ、残留農薬が付いていることがあります。
しっかり水洗いし、これらを取り除いてください。万が一、これらが残ったまま、水槽をセットすると、巻き貝の大繁殖、コケの大繁殖になりあとあと苦労します。

水草は、背の低いものを手前に、背の高いものを奥に配置していきます。

しっかりと、砂に植えてください。
根がまだ張っていませんので、簡単に抜けます。

水を張ると、いくつかの水草が浮いてしまうことがあります。
再度、しっかり植えてください。

また、岩を置くと、雰囲気がでます。

私の場合は、岩なども配置し、自然の川や池のような見た目にすることが多いです。

水草が植わったら、水を水槽一杯まで入れましょう。

ここで、カルキ抜きを適量入れてください。

照明器具をセットし、フィルターなどの電源を入れて、水を循環させます。
アクアリウム水槽

熱帯魚を入れると、糞やエサの食べ残しが魚にとって有害なアンモニアに変わります。
そのアンモニアを分解してくれるのが、バクテリアです。
バクテリアは、水を入れたばかりの水槽にはほとんどいませんので、バクテリアを水槽に入れる必要があります。熱帯魚ショップやホームセンターなどで安価で手に入りますので、購入して適量入れてください。

これで、セティングは完了です。

このまま1週間は熱帯魚を入れずに、水を循環させてください。

余分なカルキが抜け、バクテリアが繁殖し、熱帯魚にとって良い水になります。

まとめ

必要なもの、水槽、ろ過装置、ヒーター、照明器具、砂、水草、水温計。

1.水槽をセットする
2.砂を入れる
3.流木・岩などを入れる
4.受け皿を置き、その上から水を水槽の半分くらい入れる
5.水草を植える
6.水を一杯まで入れる
7.カルキ抜き、バクテリアを投入
8.電源を入れ、水を循環させる
9.1週間そのまま熱帯魚を入れず水を循環させる
10.熱帯魚を入れる

水草の成長には二酸化炭素が必要です。
専用の器具があります。
詳しくは、水草水槽を作ってみようで解説しています。そちらを参照してください。

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