完全フカセで狙うマダイ・青物の釣り方の3つのポイントとは

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完全フカセ釣りは、日本海の鷹巣沖などが有名です。

日本海以外でも、出来る場所はたくさんありますが、今回は私が10年以上通っているフィールドである日本海、鷹巣沖での完全フカセ釣りについて、知っているとお得な3つのポイントをご紹介したいと思います。

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福井県の鷹巣沖の釣りは、毎年5月1日が解禁日です。

福井県坂井市にある三国町の沖は、鷹巣沖とほぼ同じような位置にありますが、こちらは解禁前から完全フカセ釣りが楽しめます。

鷹巣沖には、4月頃からマダイが産卵のため浅瀬に群れで集まってきます。

水深は深くても80m位の場所での釣りになりますが、60m前後で釣ることが多いです。

集まってくるマダイは、大型の個体から順番に入ってきて、徐々にサイズが小さくなっていく傾向があります。

そのため、解禁直後は80cmを超える大型マダイが比較的簡単に釣れてしまいます。

私も、解禁日から10日以内に釣行することが多いです。

青物は、6月以降増えてきますので、青物狙いなら、解禁から少し経ってからのほうが良いと思います。

大きな群れが入ってきた直後は、爆釣することがしばしばあります。

大型クーラーボックに入りきらなくなり、現地でクーラーボックを買ったこともあります(笑)

 

それでは、福井県鷹巣沖での完全フカセ釣りで狙うマダイや青物の攻略ポイントをご紹介したいと思います。

ポイント1 マキエと仕掛けの位置関係を把握する

マキエの撒き方は、いろいろ試してみました。

その中でも、成果がでた方法をご紹介します。

 

まず、仕掛けを投入する直前に柄杓で5、6杯多めに撒きます。

その後、仕掛けを流していくのですが、手動でラインを15mほど出し、マキエと仕掛けを同調させます。

ここで、竿をロッドキーパーに置き、マキエを柄杓3杯ほど撒きます。

ラインが張って、少しずづ出て行き始めます。

この時点で、最初に撒いたマキエは仕掛けより先行して流れていきます。

その後、ラインが10m出る毎に柄杓2、3杯のマキエを撒きます。

アタリが出るまでは、この作業をずっと続けます。

アタリが出たら、何メーターで出たか覚えておきましょう。

これで、マキエと仕掛けの位置関係を調整出来るようになります。

 

例えば、50mでアタリが出たとします。

ということは、再度50m付近でアタリがでる可能性が高いので、仕掛けが50m付近を通過する直前に、マキエが通過するようイメージしながらマキエをします。

仕掛けを投入する直前に、4,5杯多めにマキエを撒きます。

手動で15mほどラインを出します。

竿をロッドキーパーに置き、2、3杯マキエを撒きます。

その後、5mラインが出る毎に2、3杯マキエをすることを4、5回繰り返します。

ここで、マキエはやめます。

撒いたオキアミは、仕掛けより早く流れていくので、アタリがあった50m付近に仕掛けが近づく頃、ちょうど追い抜くイメージです。

先程アタリがあったポイントを通過してもアタリがなければ、再度マキエを10m毎に撒きます。

マキエは、たくさん撒けば良いと言うものではないようです。

アタリが出たポイントに仕掛けが通過するときにマキエと仕掛けが如何に同調させられるかがポイントだと思います。

一度試してみて下さい。

 

因みに、この方法は、潮が適度に流れていることが前提です。

潮が全く動かない時や、二枚潮では通用しませんので、ご注意下さい。

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ポイント2 しっかり合わせを入れる

完全フカセ釣りは、意外と針が外れてバラすことが多いです。

その理由は、針の掛かりが甘いためです。

なぜ、掛かりが甘くなるのかと言うと、ラインが水中では、潮流によりたわんでいます。

そのため、アワセるタイミングが早すぎると、ラインが張っていないのアワセたお思い込み、リールを巻き始めてしまいます。

このまま撒いていくと、針が外れる可能性が高くなります。

青物の場合は、マダイより泳ぐスピードが早いので、勝手にラインが張ってくれる場合が有るので、針ハズレの可能性は、マダイより少ないと思います。

 

アタリが出てクラッチを入れたら、アワセずにマダイや青物が走ってラインを張ってくれますので、完全にラインが張った時点で大きくアワセてください。

これで、しっかり針掛かりしますので、針ハズレの可能性が低くなります。

実際には、リールのアラームが鳴り、クラッチが入ると、焦ってしまい即アワセを入れてしまいがちです。

私もたまにやります(笑)

落ち着いてアワセを入れましょう。

ポイント3 アタリが出ないときは、仕掛けを変えてみよう

鷹巣沖の完全フカセ釣りは、潮によって釣果が大きく変わります。

潮が早い時、遅い時、二枚潮の時、さまざまの状況で釣ることになります。

それぞれの潮にあった合った仕掛けを選択することが重要です。

基本は、サルカン1コで釣るのですが、場合によっては、サルカンを大きくしたり、2コ付けたり、シモリをつけたりします。

シモリも6号~8号位まで使い分けます。

潮が動かないときは、サルカンの重みで、仕掛けが真下に沈んでいくことがあります。

そんなときは、シモリを付けて少しでも仕掛けが流れるように工夫します。

潮が早いときは、サルカンのみで流すことが多いですが、シモリを付けたほうが良くアタる場合もあります。

どうしてもアタリが出ないときは、頻繁に仕掛けを替えて下さい。

同船者がいるときは、同船者同士違う仕掛けを付けて、どちらがアタリがでるか、試してみると良いと思います。

とは言っても、潮が全く動かない時や二枚潮のと時は、何をやっても全くだめな時もあります。

そんな時は、コマセカゴを付けて、天秤釣りに切り替えるのもありです。

天秤に切り替えた途端、マダイが釣れたことがありますし、アジとチダイが入れ食いになったこともあります。

私は、鷹巣に釣行する時、必ず天秤の仕掛けを持参します。

気分転換になり、いいですよ。

まとめ

ポイント1
仕掛けとマキエの位置関係を把握する。
アタリがでたポイントを仕掛けが通過するときに、マキエと同調させるようにイメージする。

ポイント2
しっかり針掛かりさせる。
アタリが出ても、即アワセず、ラインがしっかり張ってから合わせを入れる。

ポイント3
アタリがでなければ、仕掛けを変えてみる。
アタリが無い時は、頻繁に仕掛けをかえて、当日の潮の状況にあった仕掛けを見つける。

 

完全フカセ釣りは、仕掛けがシンプルなので、魚の引きがダイレクトに伝わり、とても楽しい釣りです。

ラインがリールから飛び出す瞬間は、鳥肌がたつほど興奮します。

解禁直後は、かなりの確率で大ダイをゲットできますので、記録更新に挑戦してみてはいかがでしょうか。

6月中旬には、玄達瀬も解禁になります。

1m超えのヒラマサも待っていますよ。

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