ハロウインと言えば何を連想しますか。
仮装、パーティ、そしてかぼちゃではないでしょうか。
かぼちゃの中にロウソクなどを入れて、ランプを作りますよね。
日本の緑のかぼちゃと違うようですが、どんな種類のかぼちゃなのでしょうか。
ジャックオーランタンと言う名前も変わっていますが、何か名前に由来があるのでしょうか。
大きな黄色いかぼちゃはどこで購入できるのか。
まとめてみました。
ジャックオーランタンのかぼちゃの種類は何?
ハロウインでよく見かけるかぼちゃは大きくて黄色ですよね。
スーパーで売っているかぼちゃは緑色で小ぶりです。
明らかに違う種類のようですが、ジャックオーランタンに出来るかぼちゃの種類はなんでしょうか。
かぼちゃの仲間は3種類あります。
日本かぼちゃ
『黒皮かぼちゃ』『菊座かぼちゃ』『小菊かぼちゃ』『鹿ヶ谷かぼちゃ』『鶴首かぼちゃ』『バターナッツ』など、ボコボコしています。
西洋かぼちゃ
『黒皮栗かぼちゃ』『坊ちゃんかぼちゃ』『鈴かぼちゃ』『長南瓜/甘龍』『赤皮栗かぼちゃ』など、スーパーで良く見かけるい一般的なかぼちゃです。
ペポかぼちゃ
『ズッキーニ』『金糸瓜(そうめんかぼちゃ)』『韓国かぼちゃ』など、あまり見かけないですね。
ハロウインでジャックオーランタンに使われる大型のかぼちゃは、3番目のペポかぼちゃです。
ペポかぼちゃの中で、ジャックオーランタンに使われるかぼちゃが数種類があります。
小型種のプッチーニ
ソフトボールくらいなので、シールやペンで顔を書いて顔を作ります。
中型種のハロウィンかぼちゃ、ベビーパム、紅かぼちゃ
ジャックオーランタンを作るのに最適のサイズのかぼちゃです。
大型種のアトランティックジャイアント
特に大型のものは、100kgを超えるものもあります。
ちなみに、紅かぼちゃ以外は、観賞用か家畜の飼料用ですので、食べられません。
ジャックオーランタンの名前の由来とは
ハロウィンのシンボルがかぼちゃになった由来には、ヨーロッパのケルト人の伝承物語が深く関係しています。
ハロウィンは、ヨーロッパのケルト民族の収穫祭が起源とされています。
当時の収穫祭にはカブを使っていました。
今でも、アイルランドやスコットランドでケルト文化が残ってる地域はハロウインでカブを使っているそうです。
ちなみにこれが、カブを使ったジャックオーランタンです。
ちょっと怖いですよね・・・
カブが、かぼちゃになったのは、ヨーロッパからアメリカに移住した移民が、収穫量の多いかぼちゃで作るようになったからなんです。
本題に戻ります。
ジャックオーランタンの名前と由来は、古い伝承物語に記されています。
英語では、Jack o Lantern“ランタン(提灯)持ちの男”といった意味です。
物語は、アイルランドに住む、ジャックという怠け者でずる賢い男のお話です。
ハロウインの夜は、死者や魔物があの世から帰ってくる日です。
そのハロウインの夜、飲みすぎてお金が無くなったジャックは、悪魔と出会います。
ジャックは、自分の魂をあげるから、最後に一杯飲ましてくれと悪魔に頼みます。
了承した悪魔は、コインに姿を変えます。
ジャックは、酒代をを支払う振りをして、すかさず自分の財布にそのコイン入れ、十字架で封印をします。
そしてジャックは、今後10年は魂を奪わないと言う約束をし、悪魔を開放しました。
それから10年後、約束通り悪魔が魂を奪いにやって来ます。
ジャックは、悪魔に魂をあげるふりをして、今度は最後にリンゴが食べたいので、取ってくれと頼みます。
了承した悪魔は、木に登ります。
するとジャックは、悪魔が登っている木に十字架を刻み、下りられなくしてしまいました。
悪魔は、もう二度と魂を奪わないと約束をし、ジャックの死後、地獄へ連れて行かないと言う約束も取り付けます。
やがて天寿を全うしたジャック。
彼の魂は天国に行こうとしますが、生前のおこないの悪さから天国に入ることを拒否されます。
仕方なく彼は、地獄に入れてもらおうとします。
しかし、悪魔との約束で地獄に入ることもできません。
天国へも地獄へも行けなくなったジャックは、この世とあの世の間に取り残されてしまいました。
天国と地獄のはざまの暗い道を照らすために、悪魔に最後のお願いで地獄の炎を分けてもらいました。
ジャックは、その炎をくり抜いたカブの提灯の中に入れ、この世とあの世の間を彷徨い続けているのです。
その提灯が、ジャックランタンと呼ばれるようになりました。
かぼちゃでジャックオーランタンを作りたい。購入先はどこ?
ジャックオーランタン用のかぼちゃは、ハロウインのシーズンになると、花屋さん、スーパー、雑貨屋さんなどで販売されています。
特に花屋さんは種類も豊富でオススメです。
近くで販売されていない時は、ネット通販でも売っていますので、探してみましょう。
9月の終わり頃から、販売するところが多いですが、すぐに売り切れになりますので、早めにチャックしておいたほうが良いです。
購入したかぼちゃは、加工しなければ1ヶ月位は持ちますが、ジャックオーランタンを作った後は、3日程度で腐ってしまいます。
ジャックオーランタンの制作は、ハロウインの日、ギリギリまで待ってから行ってくださいね。
まとめ
ハロウインのジャックオーランタンに使われるかぼちゃは、ペポかぼちゃと言う種類です。
大きさは、ソフトボール大のものから、100キロを超えるものまであります。
ご希望の大きさのかぼちゃを選んで下さい。
ジャックオーランタンの名前は、ヨーロッパのケルト民族の古い伝承物語が由来です。
英語では、Jack o Lantern“ランタン(提灯)持ちの男”といった意味です。
ジャックオーランタン用のかぼちゃは、花屋さん、スーパー、雑貨屋さんなどで購入できます。
9月の終わり頃から出回りますが、すぐに売り切れる場合が多いので、早めにチェックしましよう。
加工したかぼちゃは、3日程度で腐ってしまいます。
ハロウイン当日、ギリギリに制作しましょう。
ハロウィンは、死者が帰ってくる日とされています。
ジャックオーランタンの灯火を目印に帰ってくるそうです。
日本のお盆迎え火のようですね。
今では、ハロウィンの本来の意味とは全く違うオマツリの様になってしまいましたが、楽しめれば良いと思います。
今年もハロウィンを楽しんでくださいね。
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